Gyazoを簡易的な画像管理CDNとしてブログやデモサイト制作に使う
ブログを運営していて困るのが画像の置き場。WordPressのように自サーバーを圧迫するのは嫌なので極力CDN化したい。
理想は、Webサービスに画像を放り込んで即URL発行→Markdownにコピペという流れ。これなら、どこで書こうがパスに悩まされず画像をプレビューできるし容量も食わない。仮にサーバー移転やらドメイン変更、掲載場所が変わっても問題ない。
前はFlickrに上げURLを貼ってたけど、運営元の米Yahoo!がアカウント情報流出しまくるのでやめた。代替案の候補に上げたのは以下の4つ。今回はGyazoを使うことにした。
- Gyazo:Web UI主体・容量無制限・配信画像がHTTP/2・GIFアニメ対応・プロ版は490円/月
- imgix:海外製・新しく高性能・CLI主体でエンジニア向き・従量課金(1,000円/月程〜)
- Cloudinary:海外製・若干古い・Web UIあり・HTTP/2でない?・段階式の従量課金
- ImageFlux:ピクシブとさくら共同開発・まだ一般利用できない?
Gyazoとは
「Gyazoはスクリーンショットを使ったコミュニケーションと情報収集のためのツールです」とサイトには書かれている。Gyazoアプリ・Chrome拡張を入れて、スクショ撮影→自動でWebにUP→多少加工→共有までがスピーディに行える。
ローカルの画像もUPできるので、簡易的な画像管理CDNとして使えそうだと考えた。ただ、画像圧縮・トリミング・複数画像の同時アップロードなどの機能は無い。そういうガチなサービスではないので。
Gyazoのメリット
容量無制限
「無制限の履歴とストレージ」と書かれている。リクエスト数に関する表記はない。まぁ、サーバーが落ちるほどバズらないブログだし問題ないはず。
配信画像がHTTP/2
普通のHTTPアクセスだと同時に画像を6枚までしかダウンロードできないことになってしまうので、HTTP/2に対応していて良かった。
例えば、Qiitaに投稿した「Brackets 1.0:テーマカラー89種類まとめ - Qiita」みたいな画像大量の記事を書く場合、HTTPだとロード完了までの遅さが顕著になってしまう。
GIFアニメに対応
Flickrを使っていた時、GIFアニメのWebプレビューが変になっていて(URLを貼ると普通に使えはしたけど)不満だった。
GyazoはGIFアニメにも最適化されているので、そのままUPしたり、画面操作を録画→GIFアニメ化までできる。
プロ版が安い
海外の従量課金系サービスと比べたのもあって、Pro版の490円/月は格安だと感じた。広告消えて無制限ブラウズ・画像加工も可能になるので即日課金してしまった。700円/月のTeams版もあり。
Skitch的な画像加工ができる
僕はそこまで使っていないけれど、画像に矢印・枠線・塗りつぶし・文字入れ・手書き・モザイク・スタンプ・他の画像を重ねるなどの画像加工ができる。Skitchっぽい。
Gyazoの始め方
公式サイトからアプリをダウンロード→デスクトップキャプチャ→GyazoにUPが成功したら後からアカウントを作るという順番だった。
Gyazoの使い方
僕の場合、ブログ用に作った画像を圧縮した後UPしてURL取得するだけ。というか、このGIFアニメもGyazoで撮影してアップデートされているわけだけど。
Gyazoの使い道
ブログの画像倉庫・画像管理
容量無制限なので、深く考えず放り込んで使いまくっている。esaのようなMarkdownをプレビューしてくれるエディタを使っている場合は画像が表示されて便利。
サイト制作中の仮画像として
サイトを作っているときに、画像がまだ確定していなかったり、動的な部分なので確定画像がない場合もある。ローカルに仮画像が溜まるのは辛いので、ダミーをWebでクリップして使っている。
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