Macのメンテナンスはクリーンインストールで【2】実行

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Macのメンテナンスとしてクリーンインストールを用いる方法を計4回に分けてまとめてみた。「Macの調子が悪くてまっさらからやり直したい」「新しいMacで心機一転綺麗な環境を作りたい」という方は参考にしてほしい。僕は、ここに書いた内容を頼りにクリーンインストールを行なっている。今回は実行フェーズ。

最新OSのインストール

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実は、MacがクリーンインストールできるOSは現在所持しているものと決まっている。最新OSでスタートしたい場合は手間だけど今の環境のOSを最新にアップデートしておく必要がある。

  1. 最新OS(現在はmacOS High Sierra)をインストール
  2. iCloudログイン
  3. iCloudキーチェーン 後で設定
  4. 解析設定
  5. Macを設定中…

Macが正常に起動したことを確認したらシャットダウンする。すでに最新のOSになっている場合はシャットダウンのみ行う。次のOSクリーンインストールを行なったら、現在のMacのデータが完全に消去されるので、もう一度忘れ物がないか確認しておこう。Wi-Fiを飛ばしている場合、接続するパスワードも必要になる。

OSのクリーンインストール

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  1. 「command + R + 電源ボタン」を押しっぱなしにしてMacを起動
  2. Appleロゴが見えたらボタンを離す
  3. macOSユーティリティが起動
  4. 「ディスクユーティリティ」を選択
  5. 「Macintosh HD」を選択して消去
  6. フォーマットで「APFS」を選択し消去(SSDの場合)
  7. プロセス完了
  8. ディスクユーティリティを閉じる
  9. 「macOSを再インストール」を選択
  10. Wi-FiまたはネットワークLANに接続
  11. インストールを続け完了させる

公式ドキュメントに沿ってOSのクリーンインストールを行う。すべてまっさらになると当然Wi-Fi接続情報も消えているので、途中で接続しないとネットワーク認証できず進めなくなるので注意。

OSの初期設定

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OSクリーンインストールが完了すると初期設定が始まる。新品のMacを買った時と同じ状態。一通りセッティングを終わらせてしまおう。

  1. 言語選択:日本
    • キーボード入力環境:日本語
    • キーボード操作慣れている:はい
    • 入力方法:ローマ字
  2. Wi-Fiネットワーク選択
  3. Macに情報転送:今は情報を転送しない
  4. Apple IDでサインイン
    • 2段階認証許可 > パスコード入力
  5. 利用規約:同意する
  6. コンピュータアカウントを作成
    • ※Apple IDと同じパスワードにはできない
    • Apple IDを使用してのパスワードをリセットを許可
  7. iCloudキーチェーン:後で設定
  8. エキスプレス設定:続ける
  9. ファイルをすべてiCloudに保存:しない
  10. FileVaultディスク暗号化:有効化
    • iCloudアカウントによるディスクロック解除:許可

次回はOSクリーンインストール後の基本設定

これで、まっさらな環境でのスタートができた。ただ、時間がかかりがちなのは次の基本設定と、個別に入れるアプリケーションに伴う追加設定なので一気に終わらせていく。